お知らせ

子どもの睡眠

「人の脳には寝ている間に記憶を整理整頓してくれる働きがある」ということを堀越先生に教えてもらったここまくん。
とても良いことを知ったので、お友だちのとらおくんにも教えてあげようと思いました。

ここまくん
ねぇ、とらおくん!堀越先生から聞いたんだけどね、人の脳には寝ている間に記憶を整理整頓してくれる働きがあるんだって~!すごいよね!
とらおくん
そうなんだ~!寝るって、とっても大事なことなんだね!
ここまくん
とらおくんは、毎日どのくらい寝ているの?
とらおくん
ぼくは毎日13時間くらいかな。
ここまくん
えぇー!?そんなに寝ているの?たくさん寝るんだねぇ。
ぼくはいつも3時間くらいなんだけど・・・
ぼくもとらおくんみたいに13時間くらい寝た方がいいのかなぁ・・・

ここまくんは、自分ととらおくんの睡眠時間に大きく差があり、とても驚いたのでした。

では、私たち人間に必要な睡眠時間はどのくらいなのでしょうか。
そして、具体的にどのような睡眠をとると良いのでしょうか。

日本人は、世界において、大人も子どもも睡眠不足で有名です。
経済協力機構(OECD)の報告によると、33か国を対象におこなった調査の結果、日本人の睡眠時間は7時間22分と最低で、全体の平均である8時間28分よりも1時間以上短いそうです。(OECD, Gender data portal 2021)

子どもの睡眠においては、親の生活スタイルの影響も大きいと考えられています。

【子どもの成長になぜ睡眠が大切なの?】
①成長ホルモンの分泌 
 脳と身体の成長には睡眠が不可欠です。
②学習能力の向上や記憶の定着
 睡眠不足は集中力が低下し、学習効率が下がるとされています。学習後の睡眠によって脳は情報を整理します。
③情緒の安定と感情のコントロール 
 睡眠不足はイライラしやすく、暴力的な行動に繋がることもあります。

【どのくらい寝たらいいの?】
アメリカのNational Sleep Foundationが推奨する睡眠時間

0~3か月 14時間~17時間
4~11か月 12時間~15時間
1歳~2歳 11時間~14時間
3歳~5歳 10時間~13時間
6歳~13歳 9時間~11時間
14歳~17歳 8時間~10時間

※乳幼児はお昼寝時間を含めたものです。

個人差がありますが、推奨時間から大きく逸脱するとさまざまな健康問題を引き起こす可能性があるとしています。


(「健康づくりのための睡眠ガイド2023より)

【どんなことに気を付けたらいいの?】
厚生労働省による「健康づくりのための睡眠ガイド2023では、推奨事項として以下のことを挙げています。
「朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり摂り、日中は運動をして、夜更かしの習慣化を避ける。」

良質な睡眠を促すポイントがいくつかあります。
・就寝前の1時間は静かに過ごす。
・就寝20分~30分前のルーティンを作る。
(本を読んだりその日の活動を話すなど、静かな活動を)
・寝室は、静かで暗く、快適な温度(室温24度以下)に環境を整える。
・ベッド(布団)では、寝る以外の活動をしない。
・寝室にテレビやゲーム機、スマホなどを置かない。

子どもの睡眠は、心と身体の健やかなる成長にとても重要な役割を果たしています。
とはいえ、ライフスタイルは各家庭で異なりますし、何より個人差もありますよね。
生活リズムを整えなくては!と頭では十分理解していても、実際には難しいこともあるかと思います。
無理のない範囲で、まずは1つでも出来ることからしてみしょう。

また、睡眠障害と呼ばれるものには様々な種類があります。眠れない又は寝付くまでに時間がかかる不安障害、日中に眠り込んでしまうナルコレプシー、睡眠リズムがずれてしまう概日リズム睡眠覚醒障害などがあります。
生活習慣を見直してあらゆる手段を試みても、改善が見受けられない場合には、問題を家庭内で抱え込まず、医師に相談してみましょう。

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